ピラティススタジオの予約システム比較|STORES・hacomono・公式LINE・お問い合わせフォーム、どれを選ぶ?

「予約システムって導入した方がいいの?」 「STORES予約とhacomonoは何が違う?」 「予約システムを使わない場合、フォームやLINEでも大丈夫?」
ピラティススタジオの開業準備で、意外と悩むのが予約の受け方です。
予約システムを導入すれば便利ですが、月額費用がかかります。一方、お問い合わせフォームや公式LINEだけで運営しているスタジオも少なくありません。
この記事では、ピラティススタジオで使われる主要な予約システムの比較から、システムを使わない場合のフォーム設計・公式LINE活用法まで、予約導線の選び方を制作会社の視点から解説します。
予約システムが必要な理由

電話・メール予約だけでは限界がある
開業初期は「電話やメールで予約を受ければ十分」と思いがちですが、以下の問題が早い段階で発生します。
- レッスン中に電話が取れず、予約を取りこぼす
- メールの返信が遅れて、見込み客が他のスタジオに流れる
- 予約の重複(ダブルブッキング)が起きる
- 予約状況を手動で管理する手間が増え、レッスンに集中できない
予約システムやフォームを活用すれば、24時間365日、自動で予約を受け付けることができます。
「お客様が体験したいと思った瞬間に、すぐ予約できる」——この導線があるかないかで、体験予約の獲得数は大きく変わります。
フィットネス系の主要な予約システム3つを比較

まずはピラティススタジオでよく使われている予約システムを比較します。
予約システム比較表
| 項目 | STORES予約(旧Coubic) | hacomono | RESERVA |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 無料プランあり(月50件まで)。有料は月8,778円〜 | 要問い合わせ(初期費用+月額制) | 無料プランあり。有料は月3,850円〜 |
| 初期費用 | 無料 | あり(要問い合わせ) | 無料 |
| ピラティス適性 | ◎(ヨガ・ピラティスの導入実績が非常に多い) | ◎(フィットネス特化。中〜大規模スタジオ向き) | ○(汎用型。小規模スタジオ向き) |
| 決済機能 | あり(クレカ・月謝集金) | あり(クレカ・口座振替・月謝管理) | あり(クレカ) |
| 顧客管理 | あり | あり(会員管理に強い) | あり |
| HP連携 | ◎(予約ウィジェットをHPに埋め込み可能) | ◎(独自予約ページをHP内に組み込み可能) | ○(予約ページへのリンク設置) |
| アプリ | あり(管理者用・顧客用) | あり(会員アプリ) | あり |
| おすすめ規模 | 個人〜小規模スタジオ | 中〜大規模・多店舗展開 | 個人〜小規模 |
STORES予約(旧Coubic)

ピラティス・ヨガスタジオでの導入実績が最も多い予約システムです。無料プラン(月50件まで)があるため、開業初期はコストゼロで始められます。
予約ページの作成が簡単で、HPに埋め込めるウィジェットも用意されているため、HP上の「体験予約」ボタンからスムーズに予約完了まで誘導できます。
月謝の集金やクレジットカード決済にも対応しており、個人〜小規模スタジオには最もバランスの良い選択肢です。
hacomono

フィットネス業界に特化した予約・会員管理システムです。会員管理、月謝管理、入退室管理まで一元化できるため、中〜大規模スタジオや多店舗展開を見据えたスタジオに向いています。
UIの洗練度が高く、会員側の操作もスムーズ。ブランドイメージを損なわないデザインも高評価のポイントです。
ただし、初期費用がかかるため、開業直後の個人スタジオにはやや敷居が高い場合があります。将来的な拡大を視野に入れている場合は、最初から導入を検討する価値があります。
RESERVA

汎用型の予約システムで、無料プランから始められます。シンプルな操作性が特徴で、ITに不慣れなオーナーでも比較的導入しやすいです。
ただし、フィットネス業界に特化しているわけではないため、月謝管理や回数券機能などはSTORES予約やhacomonoの方が充実しています。
予約システムを使わない場合の選択肢

「月額費用をかけたくない」「まだ予約件数が少ないから大げさなシステムはいらない」という段階では、お問い合わせフォームや公式LINEで予約を受ける方法もあります。
ただし、ただのお問い合わせフォームでは予約ツールとして機能しません。以下のポイントを押さえた設計が必要です。
お問い合わせフォームに必要な機能
予約を受けるためのフォームには、最低限以下の項目を設置しましょう。
| 項目 | 必要度 | 解説 |
|---|---|---|
| お名前 | 必須 | フルネーム |
| メールアドレス | 必須 | 自動返信メールの送信先 |
| 電話番号 | 必須 | 緊急連絡用 |
| 希望日時(第1〜第3希望) | 必須 | 日付・時間帯のセレクトボックスまたはカレンダーUI |
| レッスンの種類 | 推奨 | 体験レッスン / マットピラティス / マシンピラティスなど |
| ご相談内容・備考 | 任意 | 身体の悩み、経験の有無など |
特に重要なのは「希望日時の選択」です。
自由記述(テキスト入力)にすると、「来週の午後」のような曖昧な回答が来てしまい、何度もやり取りが発生してしまうことに…
日付ピッカー(カレンダー選択)+時間帯のプルダウンを設置し、お客様が具体的な日時を選べる設計にすることで、やり取りの回数を最小限に抑えられます。
自動返信メールの設定
メールフォーム送信後に「お問い合わせを受け付けました。〇営業日以内にご連絡いたします。」という自動返信メールが届く設定は必須ですね。
これがないと、お客様は「本当に届いたのかな…」と不安になり、他のスタジオに問い合わせてしまいます。
WordPressであれば、Contact Form 7やWPFormsなどのプラグインで自動返信メールを設定が可能となります。
公式LINEを予約導線に活用する方法
公式LINEは、ピラティススタジオの予約導線として非常に有効です。特に以下の用途で力を発揮します。
① 予約の受付窓口として HP上に「LINEで予約する」ボタンを設置し、友だち追加→トーク画面から予約。お客様にとって心理的ハードルが低く、気軽に問い合わせできるのが強みです。
② リッチメニューで導線を整理 公式LINEのリッチメニュー(画面下部のメニューボタン)に「体験予約」「レッスン一覧」「料金」「アクセス」を配置すれば、HP的な情報提供もLINE上で完結できます。
③ リマインド配信でドタキャン防止 予約日の前日や当日朝に自動でリマインドメッセージを送ることで、ドタキャンを大幅に減らせます。
④ 既存客へのキャンペーン配信 新メニューの案内、期間限定キャンペーン、休業日のお知らせなど、既存客との継続的なコミュニケーションに最適です。
💡 おすすめの組み合わせ
開業初期:HP(お問い合わせフォーム)+ 公式LINE コストゼロで始められる。フォームは日時選択機能付きで設計する。
軌道に乗ったら:STORES予約 + 公式LINE 予約管理を自動化しつつ、LINEでリピート促進。
予約システムとHPの連携が集客のカギ

予約システムを導入しても、HPとの連携が雑だと意味がありません。
よくある失敗は、HPの「体験予約」ボタンをクリックしたら、全く別デザインの予約ページに飛ばされるケース。お客様は「このサイト大丈夫かな?」と不安を感じ、離脱してしまいます。
理想的なのは、HPの中に予約ウィジェットが自然に埋め込まれている状態です。STORES予約やhacomonoはHP内に予約機能を埋め込めるため、お客様がHPから離れることなく予約を完了できます。
弊社YUUMOO Pilatesでは、STORES・Coubic・hacomonoとのHP連携をプラン内で対応しています。予約システムを使わない場合でも、日時選択機能付きのお問い合わせフォームや公式LINE連携ボタンの設置に対応可能です。
まとめ|「予約のしやすさ」は集客に直結する

予約導線の選び方を最後に整理します。
- 予約システムを導入する場合:
-
- 個人〜小規模 → STORES予約(無料プランあり、ピラティスとの相性◎)
- 中〜大規模・多店舗 → hacomono(会員管理・決済まで一元化)
- 予約システムを使わない場合:
-
- お問い合わせフォームに日付ピッカー+時間帯選択+自動返信メールを設定
- 公式LINEで友だち追加→予約の導線を構築
- どちらの場合も共通:
-
- HPの「体験予約」ボタンから3タップ以内で予約完了できる導線を設計する
- 予約システムとHPのデザインを統一し、離脱を防ぐ
「体験したい」と思った瞬間に、迷わず予約できる——その導線があるかどうかで、体験予約の獲得数は大きく変わります。
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